手術前日に手術方法が変更になった!まきゆなです。
肺ガンの手術は状況によって内容が変更されることってあるの?
私も初めての経験でしたが改めて手術説明を受けた際に変更を言われました😱
それは状態や腫瘍の場所にもよるみたいですが、いきなりで大パニック!!
入院初日から思わぬアクシデントでさいさき不安です・・・。
この記事では、
- 術式が変更になった理由が知りたい!
- 手術方法はどれからどれに変わったの?
という人のために最後の手術説明の状況についてご紹介します。
今回行われる手術説明は私が希望しました。
以前の説明では3つある選択肢の中から選ぶ状況で細かく聞けてなかったから。
その時、結構パニックだったので再度お願いしました。
- 採血の間に病棟の不思議を質問!
- プチ潔癖症センサー反応!ほとんど荷物は出せなかった
- 病室の向かいは男性の大部屋!?やっぱり戸惑うよー
- 病院のご飯事情。ここではベットに座って食べるんです
- 突然術式が変更になった!気持ちも頭も追いつかない
- まとめ 腫瘍によって手術方法が変更になる場合がある
採血の間に病棟の不思議を質問!

病室を案内が終わり、とりあえず患者着と持ってきた入院用のくつに履き替えました。
着心地は清潔感もあって普通に良かったです😃
この病院のレンタル着は男性女性と色が分けられておらずみんな一緒でした。
どう荷物を置こうか考えていると再び看護師さん登場。
「それじゃ採血させて頂きますね。」
ベットに横になって採血をしてもらいました。
この時、採血で気持ち悪くなることも当然伝えましたよ😄
採血をしてもらってる間、病棟を案内してもらい疑問があったので早速質問。
「あのー、この病棟に男性いるんですね💦
てっきりもう1つの病棟に男性がいるのかと思って驚いてしまって・・・。」
「そうなんですよ。この病棟では男性も女性もいるんですよ。
入院患者さんの比率で男性の病室が増えたり、病室の移動をお願いしてます。」
「へー。前の病院は婦人科だったので病棟に男性がいるのがちょっと違和感で😥」
「なるほどそういう事ですね😃それだと最初ちょっとえ?って思っちゃいますよね。」
「そうなんです・・・。もう一つの病棟は違う科の人ですか?」
「そうですね。違う科だったり、ある年齢より下の子が入院したりしてますね。」
「小児科とはまた違うんですか?」
「違いますね。小児科よりもう少し大きいかな😀」
「色々あるんですね。こんな大きな病院初めてなので😅」
「初めてだと色々不思議ですよね。」
「あ、大森先生の手術説明って何時からですか?兄に連絡入れたくて。」
「先生はまだ確か手術中ですね。ちょっと確認してお伝えしますね。」
「お願いします。」
お話してる間に採血は終了。
痛くなかったがうれしかったですね⭐
横になりながら耳を澄ませて病室の雰囲気を感じる
「12時に昼食なので、それまでゆっくり片づけとかしてくださいね😄」
「わかりました。ありがとうございます。」
看護師さんはカーテンを閉めて去っていきました。
ベットに寝ながら周りを見渡します。
あー、やっぱりベット周りが前の病院より狭いな。
天井も低いし😥
大部屋だとこのベット周りが自分の陣地みたいなものだからな。
呼吸器外科の病室は静かなようで色々な音がする。
まだ動けなかったので病室の様子を聴き耳を立てて観察。
何かの機械がずっと鳴っていたり。
苦しそうにすごく大きな咳をする他の患者さん。
人自体は静かだったんですけど、何かの音はずっとしてる感じでしたね🙄
後からわかった事ですが、この大部屋は私以外みなさんお婆ちゃん。
トイレですれ違ったり、カーテンの隙間から見えたりで確認できたんです。
プチ潔癖症センサー反応!ほとんど荷物は出せなかった
貧血も回復したので、荷物の片づけ開始。
色々と試行錯誤したんですが、プチ潔癖症センサーが反応💡
なんせ病院がちょいボロなので設備も当然そんな感じ😥
クローゼットに上着と靴だけ入れてあとはカバンの中。
家から持ってきたベット脇用のカバンに色々詰め込みベット脇に設置。
モバイルバッテリーやら紙コップにストロー、除菌シートなど。
とにかくすぐ使うものをベット脇用のカバンに入れてました。
テレビ台は使えそうだったけど結局、ほとんどがカバンの中状態💦
書類関係はテレビ台に置いていつでも渡せる状態にしました。
カバンの置く場所が無いのでとりあえず椅子に。
大量の飲み物は一部冷蔵庫へ入れました。
これ、ご飯食べる時どうしたらいいんだろう😫
椅子使えないわ・・・。
あと入院生活を快適にするために無料Wi-Fiを繋ごう!
説明書をナースステーションに借りにいきました。
設定は本当に簡単で機械が苦手な私でもすぐ設定できましたよ😃
病室の向かいは男性の大部屋!?やっぱり戸惑うよー

片付けも一通り終わり、トイレに行きたいなーと思って病室のトイレへ。
向かいの病室が見えて中には男性がいる😳😳😳
何と前は男性の病室!?
おいおい💦
いくら男性もいる病棟だからって女性の病室前に男性はないでしょ😰
なんか嫌やなー。
向こうもそう思ってるやろうけど。
やっぱりすごく戸惑いましたね😖
前の病院の手術は婦人科系だったのでもちろん女性だらけ。
面会も出来ない状況だから病院関係者以外の男性がいなかったんです。
トイレは車椅子用ではないけど広い。
便座消毒なども完備されていましたよ👍
病院のご飯事情。ここではベットに座って食べるんです
12時になり昼食の時間。
看護師さんが昼食を運んでテレビ台に置いてくれました。
椅子に大量の荷物を置いていたので、どうしようか困惑😥
「あのー、みなさんはご飯食べる時どうしてるんですか?
椅子に座ってるんですかね?」
「ん?椅子に座ってる人もいますけど、
大体はベットに座ったまま食べてる人が多いですよ。」
ほーなるほど😃
やっぱり荷物、椅子に置いちゃうもんね。
でもベットからご飯食べるって斬新だな😅
チラッと向かいのベットのおばあさんの姿が見え、ベットの端に座って食べてる。
椅子から荷物を移動させるのは大変なので私も同じ方法にしました。
なんかちょっと変な感じ💦
前の病院では椅子に荷物を置くことも無かったので、椅子の座って食べていたんです。
テレビ台は動かすことが可能なので、少しベットの側に寄せました。
病院のご飯は普通。お茶は各自用意したり病院のお茶を飲む人も
病院のご飯は普通😄
あまり期待してなかったんですが、フルーツもあったりして普通に満足。
ただ飲み物がついてなかったので、持ってきたお茶を飲みました。
昼食を食べてる最中に看護師さんがやってきました。
手術説明の大まかな時間を教えてくれました。
急いで兄に連絡をして病院に向かってもらうことに。
ご飯も食べ終わりお盆を廊下にさげに行きました。
廊下には、ある間隔ごとに台車の上にポットが数個置かれていました。
飲食店で置かれているようなお茶が入ってるポット。
患者さんの中にはそのポットの中身を自分の水筒に移している人がいました。
ご飯の時だけお茶が欲しい人はここから取ってねという方式だったのかもしれません。
私は持ってきたペットボトルのお茶を飲みました😅
突然術式が変更になった!気持ちも頭も追いつかない

ベットで動画を見ながらゴロゴロしていると担当看護師さんがやってきました。
「お兄さん来られましたよ。」
「え?思ったよりも早い😲」
「近くで待機してくれてたのかもですよ。大森先生まもなく病棟にきますので😀」
兄が待っているナースステーション前に行きました。
兄は椅子に座っていました。
「ありがとう来てくれて。」
「おう。今は何ともないか?」
「うん。前の病院と勝手が違うからちょっと戸惑ってるくらい💦」
「そうか。そのうち慣れるやろ。」
しばらくすると大森先生登場。
ナースステーション奥の部屋に案内されました。
この時、確認したいことを書いたノートは手に持っていましたよ。
当初の見立てより奥まった場所に腫瘍があるため手術方法変更へ
軽めの挨拶をしてから手術の説明書を用いて説明が始まりました。
「当初はご希望の胸腔下手術をするというお話でした。
しかし当初の見立てより空間的に見て奥まったところに腫瘍がありまして。
部長などを交えたカンファレンスで話し合った結果、
ロボット支援下手術の方がよいという判断になりました。」
え?今から術式変わるの?😳
この時いきなりの事で頭が真っ白になり、話の半分も頭に入ってこない・・・。
その分、兄が話を聞いてくれてロボット支援下手術でいこうという結論になりました。
大森先生は手術説明書兼同意書を用いて説明してくれました。
まきゆなさんの病名は左上葉肺癌疑いです。
手術方法はロボット支援下胸腔鏡下左肺上区域切除術です。
もしくは部分切除になります。
傷は1~3㎝程度が胸の下2か所と脇の下1か所、
背中に2か所で合計5か所あける予定です。
4cm程度が1か所は切ったものを取り出すために切ります。
手術時間は開けてから2時間から3時間ほど。
腫瘍が2cm超えていたり深い場合は、部分切除より大きくとるかもしれません。
安全でない時は区域切除を行います。
手術はダビンチというロボット機械を使います。
手術後は85%強くらいの肺活量になると思われます。
日常生活は遅れる状態です。
手術後は左脇下にチューブがついてる状態になります。
空気漏れなどあったら2,3日ほど様子見します。
チューブの穴はその後自然と閉じていきます。
今回は硬膜外麻酔といって手術後の痛みを和らげる処置をします。
硬膜外麻酔とは、背中から細いチューブを入れ、
そこから局所麻酔薬をいれて手術部位の痛みを取る麻酔法です。
手術前に30分から1時間くらいで装着してから手術を行います。
背中に麻酔の注射をしてから装着していきます。
ですので手術時間として合計で5時間ほどになります。
他にも様々な事が起こる可能性があることなどしっかり説明をしてくれたんです。
硬膜外麻酔を行うことは出来るだけ痛みを減らしたかったので承諾しました。
もう頭はショート寸前😵
この時、理解したことは術式が変わったので穴をあける場所が増えたこと。
硬膜外麻酔すること。もちろん全身麻酔もする。
これくらいでした💦
「何か質問ありますか?」
「えっと、いきなりのこと過ぎて頭が追いついてなくて・・・😰😰😰」
兄が代わりに質問してくれたんですがそれすら覚えておらず。
ようやく出てきた質問が、
「胸のチューブは何と繋がっているんですか?」
「出血の確認のために繋がっており、
肺に傷がついてたら胸が詰まるので管が吸ってくれるですよ。」
この時はなんとなく理解できたんですが、手術全体像が壮大過ぎて・・・。
手術の同意書をもらいその場でサインをしました。
控えとしてもう一部もらったんですが、怖くてこの時は見る気がしませんでしたね😨
「手術は朝一からの8時45分からになります。
もちろん緊張するとは思いますがなるべくリラックスしてくださいね😃」
「朝一かぁ。が、がんばります・・・😨」
「お兄さんは何時ごろ来られますか?」
「手術始まる頃に来ます。ええやろ?」
私の顔を見て確認してきました。
「うん。手術始まる時間に来てくれたら私は問題ないよ。」
「わかりました。
待合室がありますので病棟のナースステーションにお越しください😀」
「はい。よろしくお願いします。」
2人で頭を下げて挨拶しました。
これで手術説明終了です。
この時すでに半泣き状態😢😢😢
◆ここで注意点です◆
あくまで私の場合です。
手術説明で頭がショート寸前だったため、内容をちゃんと書ききれていません。
状態や手術内容は必ず専門であるお医者さんにご確認してください。
体験記ですのでご参考程度にお読みくださいね。
急な変更に心が追いつかず。でも家族は平常運転
兄と一緒に部屋を出て少し話したんです。
「ちゃんと協議した結果やねんからよかったちゃう。まあがんばれ。」
「うん・・・。頭がついていかん😰」
「お前の頭がついていかんでも先生がちゃんとしてくれるから大丈夫や。
俺も説明聞いたし。」
「うん・・・。」
「じゃ、俺行くで。」
「下まで送ってくよ。」
「いいよ。色々やることとかあるやろ。」
「うん😔今日はきてくれてありがとう。明日早いけどよろしくお願いします。」
「あいよ。」
そう言うとあっさりとした感じで兄は帰っていきました。
私は恐怖心など言葉にできない重たい気持ちが体中に乗っかって辛かったです😱😱
まとめ 腫瘍によって手術方法が変更になる場合がある
- 病室の設備によっては椅子に座らずベットに座ってご飯を食べることもある
- 呼吸器外科は男女混合病棟で少し戸惑う
- 肺の手術は手術後の痛みを和らげるために硬膜外麻酔をする
- ロボット支援下手術は傷口が5か所ほどできる
今まで婦人科などで手術説明を聞いてきましたが一番内容が壮大で怖かったです😨
突然手術方法が変わった影響も大きかったですね。
本来やるはずだった胸腔下手術は傷口が3か所くらいでしたから。
でも専門の先生達が相談して決めてくれた事なので乗り越えるしかない。
そう言い聞かせました😰