本厄で卵巣と肺を手術した!?

はじめての手術で経験したメンタル、環境などの不安や疑問に寄り添います

ほぼ悪性確定。肺ガン手術の選択肢は3つで他病院へも行ってみることに。

肺ガンの検査結果を家族と聞きに行った。まきゆなです。

様々な検査をしたけど悪性っていうのはいつわかるの?

再検査をして約1週間後、兄と一緒に検査結果を聞きに行きました。

良性であって欲しい!の願いも虚しく今回もパンクするくらいお話をしました😭

 

この記事では、

 

という人のために今後の方向性を決めるために決めたことについてご紹介します。

 

今回も最低限のメモは取ったつもりですが、検査結果を聞いて頭ポカーン。
その代わり兄が説明をちゃんと聞いていてくれました。

 

 

検査結果が不安で気を紛らわせても心が追いつかない

       

検査結果が出るまで約1週間。

すごく長く感じました💦

今まで婦人科で何回も検査してるけど今回はまた違った怖さがあったんです😨

婦人科では主に手術が基準だったような気がします。

でも肺に関しては、

手術するの?どんな手術?

そもそも手術なんてもうしたくない!

悪性ってことはガンってことやんな・・・😱

など悪性でなく良性であって欲しくてたまりませんでした。

 

気を紛らわそうと仕事をしたり好きな事をしたり、話を聞いてもらったり。

とにかく考えない様に過ごしていました。

でもふとした時に涙が出てきたり、何も考えられなかったりしましたね😔

 

検査結果ついに出る!

2021年10月某日。

検査結果が出る診察当日は、兄と外科の待合室で待ち合わせ。

ドキドキ落ち着かない感じで受付を済ませ待合室で座ってました😳

そこに仕事を抜けてきた兄が登場。

「今日はありがとう。また来てもらって。」

「まだ呼ばれてない?受付した?」

「うん。受付して呼ばれるの待ち。」

診察が呼ばれるまで兄に前回までの詳細を話した方がいいかなと思ったんですけど。

泣きそうになるからわざと違うどうでもいい話をしました。

兄も何となく察してか聞いてきませんでした。

 

番号が呼ばれて診察に兄と入りました。

先生と挨拶をして、兄が加わったことにより前回の診察に話した事をおさらい。

「お待たせしましたが検査結果が出ました。検査でしんどくなるは無かったですか?」

「造影剤CTでやっぱり気持ち悪くなって30分くらい動けなかったです😰」

「薬剤変えてもダメでしたか。今後は造影剤CTしない方がいいですね。

では、結果についてご説明させて頂きます😀」

 

悪性であることが高いので手術しましょう。方法は3つ

    

「まずRICTのI結果、骨への転移はありませんでした。

リンパも腫れていません。

ただ婦人科で検査したとき同様、同じ場所に白い影モヤモヤがあります。

このモヤモヤが悪性である可能性がすごく高い。

前回お話した時に、検査して疑わしい場合は気管支鏡検査をするとお伝えしました。

気管支鏡検査は口から管を入れ、モヤモヤの組織を取り検査する方法です。

このモヤモヤが肺の端にあるため、気管支鏡検査は難しいのでやめておきます。

難しいというのは、管が肺の端まで届かないためです。

結論から言うと、もうこのモヤモヤを取った方がいいです。」

 

「ということは手術ということですか?😥」

「はい。そうなります。では手術についてご説明しますね。」

左の肺の図を書いて説明をしてくれました。

 

「肺は上と下で分かれおり、上も3つほどに分かれています。

まきゆなさんのモヤモヤがあるのはS3の近くです。

このモヤモヤの部分を切除する部分切除することもできる。

もしくは、がりっと上部を取る区域切除の方法もあります。

どちらが良いかは、担当する先生にもよって考え方が違いますね。

 

手術する方法が3つあります。

まずはオーソドックス方法は、4センチくらい切る手術で入院は10日間くらい。

もう1つは脇の下などに数か所の穴をあけてやる胸腔下。

最後にロボット支援でやる方法があります。

 

オーソドックスな切る以外の2つの方法は、ここでは施設がないため出来ません。

そうなったらS病院じゃないと出来なくて、良かったら紹介状書きますよ😀」

 

情報を処理できない!1つ1つ確認しよう

たくさんの情報が入ってきてパニックに💦💦

それでも疑問を1つ1つ聞いていきました。

 

切る手術はここで出来るんですよね。手術時間どれくらいですか?

「3時間~3時間半くらいで10日ほどで退院できます。

退院後は外来に来てもらい最終の結果をお知らせします。

悪い場合は5年ほど通院ですね。」

 

肺を取るとどれくらいリスクというか影響があるんですか?

「1つの肺をとると、0.3%くらいリスクがあり、特別高いリスクではない。

手術すると今の肺活量の4分の1になります。

日常生活で困ることは無いですよ。マラソンや山登りでしんどくはなります。」

 

ずっと黙って聞いてた兄が、

切る手術以外は先進医療ですか?

「いえ、先進医療ではありません。普通の手術と一緒になります。」

 

部分的か区域で取るかどちらが先生は良いと思いますか?

「私は上側を全て取る手術がいいと思います。

担当の先生によってはある程度、部分的に取ってくれます。

3つの手術どれでもそれは出来ます。

でも物の大きさなどにもよるので一概には言えませんね。

 

このモヤモヤは勝手に消えていく影ではありません。

部分か区域かは意見が分かれる所ですが、根治を目指すなら区域です。」

 

◆ここで注意点です◆
ここでのお話は私が聞いてメモした内容です。
メモし忘れている可能性もあるので、病気や手術のことは必ず専門であるお医者さんにご確認してください。
体験記ですのでご参考程度にお読みくださいね。

 

セカンドピニオンの感覚で紹介された病院に行ってみよう

      

色々と先生の話を聞いてとにかく手術が必要であること。

手術方法が3つあり、そのうちの2つはここでは出来ないこと。

それが何となくわかってきました😥

「どうされますか?」

と先生が尋ねてきました。

私と兄は顔を見合わせると、私が状況を把握できてないと多分兄は感じたんでしょう。

兄が話しかけてきて、

「診断があってるのかとか手術方法がどうなのかっていうのを、

とりあえずS病院に聞きに行ってみるか?」

「うーん・・・😔」

すぐには返事が出来ませんでした。兄は先生に、

「聞きに行ってから、そこから判断してもいいですか?

A病院に戻るか、そこでお世話になるか。」

「いいですよ。年齢のことを考えると傷口は小さい方がいいと思います。

切る手術だと痕が目立ちますからね😀

それにうちの病院は呼吸器の専門が少ないんですよ。」

 

話はまとまり、S病院に行ってみることになりました。

「それでは、紹介状などの用意をしますので待合でお待ちください。」

「ありがとうございました。よろしくお願いします。」

挨拶をして2人で待合室に戻ってきました。

 

絶望のなか兄弟喧嘩勃発!怖くて不安は当たり前やろー!

      

待合室の椅子に座った途端、我慢できなくて泣いてしまいました😭😭😭

 

やっぱり悪性やった・・・😖

また手術・・・😰

いやや。怖い・・・。

この病院から離れたくない😖😖😖

 

心の中でいろんな感情が押し寄せてきました。

それを見ていた兄が、

「何泣いてるねん。大したことないやろ😑」

「大したことあるよ!説明聞いたやろ・・・。」

「手術したら治るんやろ。俺はもっと深刻なこと考えてたから安心したわ😃」

「深刻って?😢」

「手の施しようがないとか、ずっと入院せなアカンとかな。

お前は説明聞いてどう思ってん?」

頭は色々混乱してたんですけど、率直な感想をいいました。

 

「今のところS病院の話を聞いてた時に環境変えたくないって思った。

手術2回して何か知ってるこの病院がいい😖

次は婦人科じゃなくなるやろうけど、

当たり前やけど知ってる看護師さん達じゃないけど。

けど前の手術も怖かったけど、肺やったらどうなんの?っていう怖さがある。

分からないから、せめて施設くらいは知ってるほうが気が休まる。

あと何回も病院に行かないといけなくなるし。

そういうのもあるからこの病院がいいなっていうのが最初に思った。」

涙を拭きながら兄に自分の気持ちを伝えました。

 

「ここでええんちゃうか?

説明聞きに行くのは全然ええと思うけど、最終的には婦人科もかかってるし。

精神科も入院時にお世話になってるし、負担的に少ないんちゃうか😀」

「うん。説明だけS病院に行く😢」

「おう、それでええやん。根治のためにごそっと取ったれ!

部分じゃなくて区域で取っといたら?」

「え?そんなん今すぐ決められへんよ。聞いたばかりやし💦」

「根治した方がいいやろ。あのモヤモヤなんてイボみたいなもんや😁

また手術したくないやろ?だったらごっそり取れ。」

 

正しいと思うけど言い方ってものがあるので気をつけて

話を聞いてたら他人事だと思って大胆なことを言う兄にムカついてきました😠

「そんなん今すぐ決めれるわけ無いやん!それやったらお兄ちゃんが手術受けえや😒

手術後とかめっちゃ体痛いし、怖いし不安やねんで!」

「そんなん知らんわ。不安でも何でもしなあかんねんから。イボ取るだけ🤪」

この言葉に怒りが込みあげてきて、

「イィーー!!😡なんでそんなこと言うんよ!

怖くて不安なのは当たり前やん!

大門未知子連れてきてや!そしたらすんなり手術受けるよ!!

失敗しないってわかってたら怖くないよ😤」

 

そう泣きながら兄の肩をボカボカと叩いてました👊👊👊👊

「それだけ声出るなら元気やろ。体重も増えてたし😀」

「!!。増えてないし!ってか何で私の体重知ってるん?」

「先生のパソコン画面に出てた😄」

笑いながら説明されました。

「人がどんな気持ちで話聞いてたと思ってるねん!それに体重増えてない!😠」

 

こんなやり取りを泣きながらやってました。

そこに看護師さんが資料を持ってやってきたんです。

看護師さんは一番に泣いてる私を見て心配そうに、

「大丈夫ですか?ちょっとね、お話ビックリされたと思うんです。」

「はい、ビックリして頭が動かないです😢」

「そうですよね。ここにはね、ガン患者さんの相談窓口があるんです。

不安な事があったらいつでも利用してくださいね。

「ありがとうございます。」

涙を拭きながら感謝の言葉を言いました。

普通こういう反応だと思うんです。

兄が超例外なだけで。

 

「これが紹介状などの資料になります。

S病院の予約はここでは無くて、予約センターで行います。

この資料を持って行ってください。場所分かりますか?」

「大丈夫です。そこでS病院の診察日が決まるってことですか?

「そうなんです。ちょっとお手間ですけどよろしくお願いします。」

 

最後に病院から他病院に紹介予約を取ってもらって終わり!

資料を受け取り兄と予約センターに向かいました。

予約センターで受け取った資料を渡しました。

S病院に連絡を取るためしばらく待つことに。

空いてる椅子に座って待っていました。

 

15分くらい経つと呼ばれ、

これが紹介状など一式になります。

S病院を受診する際はこれら全てとお薬手帳をお持ちください。

診察日はこちらです。」

用紙を見てみると診察日は意外にも1週間以内と早くてビックリ!😲

診察時間と先生の名前も書いてありました。

「ありがとうございます。」

受け取って兄の元に戻り、診察日を伝えました。

「わかった。仕事調整するわ。」

「ありがとう。よろしくお願いします。」

「じゃ、仕事戻るわ。」

「うん。今日はありがとう😥」

「おう、メソメソすんな。お金とか大丈夫か?」

「大丈夫。心配してくれてありがとう。」

「じゃ行くわ。無理すんなよ。」

ようやく少し優しい言葉をかけてもらった気がします。

今日も仕事抜けてきてくれてごめん。ありがとう。

 

まとめ 手術方法も切除部分も選択肢があって悩む

  • 悪性かどうかは検査をすれば大体判断することが出来る
  • 腫瘍の場所や大きさにもよるが手術方法は3つある
  • 切る手術以外は設備が無く他病院で受けることもある
  • 判断に迷ったら他の医師の意見も聞いてみよう

起きて欲しくないっ事が起きてしまいました。まさかの悪性・・・。

必死に説明を聞いてましたが手は震えるし内容を理解するのに時間もかかりました。

兄が側で聞いていてくれてよかったです。

診察室から出たら喧嘩をしてしまいましたが💦

これからどうなるのか不安は増すばかりです😱